「建物の保守管理って何?どんな仕事?」
「建物の保守管理の重要性について知りたい」
「太平エンジニアリングのお仕事を後藤悟志社長から学びたい」
建物は人々の暮らしを安定した環境下にしてくれる大切なパートナーです。
雨風や温度差などに耐えられるように計算されて、頑丈に作られています。
特に近年の建物は進化していて強度も増していますし、見た目の劣化もしにくくなっています。
ですからパッと見は綺麗でまだまだ古さを感じないことも多いですが、問題は見えない部分です。
この部分は劣化していても見つけにくく、人の手が入りにくいので気づくころには支障がでていて、直すのに手間と時間、費用も掛かってしまう状態の場合もあります。
そこで重要になるのが人の目、人の手が定期的に入ってチェックとメンテナンスを行うことです。
しかも、ただ見て確認ではなく、専門的な知識やスキルを持った確かな視点からのケアが重要になってきます。
後藤悟志社長も重要視する建物の保守管理
それが建物の保守管理です。
何もないときにはただ異常がないかを見て回っているだけのように見えますが、実は素人では見ないであろう細かな部分や内部まで、しっかりとみているので見えない部分の確認までしているのです。
築浅の場合は当然、修繕したりメンテナンスをする部分や機会は少ないです。
だからといって何もしないということでは、どんどんと劣化のスピードはあがります。
ですから、普段からチェックだけではなく予防面でも対策をとっていると、きれいで健全な状態をキープできます。
保守管理では将来のメンテナンスや修繕を見越して、前もって修繕費をコツコツと貯めて準備しておくことも仕事の1つです。
修理という技能面から、その費用というソフト面までを一括で管理できるのは大きな強みです。
トータルで管理できると、窓口も一本化できるので建物の利用者にとってもわかりやすく相談しやすいです。
何か不具合が出た時でも、連絡がいち早く来るので最小限の段階で対処しやすいしくみになっています。
メンテナンスを細部にわたるまでできる
もう1つの仕事としては、メンテナンスを細部にわたるまでできることで、資産価値をあげることに繋がります。
資産価値や魅力は各々が利用している部分だけではなく、共有部も大きなウェイトを占めます。
しかし共有部は明確な責任者がいないため、気が付いた人がきれいにする程度でなかなか積極的にメンテナンスや清掃をしようとはなりません。
そこで保守管理の出番です。
誰も責任がない共有部分にこそ、共有で使うものがあったりします。
さらに広場や玄関などは、広くて建物の顔となる部分ですから目立ちます。
ここが汚かったり故障したものが放置されていると、全体の印象が落ちてしまいます。
つまり建物の印象が悪くなり、結果的に傷みや機能性は変わらないのに資産価値が落ちてしまうこともにもなります。
これを防ぐためには心臓部といってもいい、共有部の手入れが欠かせません。
保守管理の仕事がもたらすメリット
それを高いスキルと経験値で効率よく担当してくれるのが保守管理の仕事です。
これがしっかりとしていると、利用者は安心感を覚えますし、自分もきれいに大切に使おうと相乗効果も生まれます。
全体の見本になる存在として、頼れるところがあるのは安心できて、評判もよくなります。
他にも保守管理がされていないと危険が増してしまう可能性もあります。
例えばエレベーターの点検や消防設備の点検です。
エレベーターがある場合は、定期的に異常がないかのチェックをしないといけません。
万が一の事故が起これば、閉じ込めや最悪の場合は落下事故などもあり得ます。
毎日使うものですから、正しく安全に使えるかの点検は必須です。
もちろん点検は素人ではできませんから、スキルと知識があるプロが行う必要があります。
その点でも管理されていることは重要です。
同じように消防設備も常に正常で使えるように整えておくことが求められます。
管理は専門性が高い業者に委託するケースも増えている
正しく動くのか、また使用期限なども確認しておかないと、いざという時に利用できないのでは大問題です。
命に関わる部分も関係してくるので、きれいにするとか過ごしやすくするだけではないのです。
こうした多種多様な管理が必要なので、人材としても求められることは多くて幅広く対応できることが大切です。
そこで管理は専門性が高い業者に委託するケースも増えています。
プロとして多くの実績があるので、様々なケースに対応できますし、柔軟にその場その場で対処をしていきます。
ですから、安全に確実に空間の状態を向上させることに大きな力を発揮します。
ちょっとした修繕ならすぐに対応しますし、大掛かりな修繕や工事となっても、その計画やスケジュール調整なども含めて管理します。
ですから、その瞬間の快適で安全性の確保から、数年後、何十年後を見越した対策までを任せられます。
まとめ
長期的な視点からも計算しつくして保守管理をするので、寿命を延ばして付加価値をつけることにも欠かせない存在です。
電気関係から水回り、最近ではごみの分別や管理も必須になってきています。
これから先はもっと管理の役割は大きくなるでしょうから、しっかりとした体制で豊富なノウハウを生かして対応することが求められます。
最終更新日 2025年4月25日 by トゥルソワソワ